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株式会社ホットリンク様の
ロゴデザインを担当しました。
2000年6月、検索エンジンやソーシャルブックマークサービスの開発を軸に歴史をスタートさせたホットリンク。2018年よりSNSマーケティング支援サービスを開始し、日本のSNSを語る上で欠かせない会社になりました。
そのようなホットリンクの、時代に先駆けて移ろい続け、日本の最先端を走り続ける姿、またホットリンクが向き合い続ける「動き続け、変わり続けるひとの感情」をデジタル時代に特化した形で、ロゴを作りました。
デジタル時代であることに固有性を持たせたロゴは作れないか.とCreativeDirector牧野さんからお声掛け頂き、考えたのが始まりでした。 ホットリンクは事業上、他企業に比べて印刷物が少ない、というヒントも発見し、ならば動くことを前提にしたロゴにできないかと考えました。
・あたたかみをもつこと
・同じものがないこと
・動きつづけること
以上をメインメッセージとしてロゴに込め、「動く」ことを前提に作りました。
↑完成形に至るまで、300~400ものカタチを検証し、選択を繰り返しました。
200を超えるラフ案や何十もの完成アイデアから、hottolinkメンバーとクリエイターチームで定例を何度も行い、選定していきました。
多数決が大切ということではなく、クライアントを含めたチーム全員がどれだけ「最適なロゴとは」「アイデンティティーを作る上で大切なこととは」に向き合い、解を出すことを共に考えて頂けるかは、ロゴを作る上で極めて重要だと考えています。その会社で働いてない外部の人間である我々が全てを作ることは不可能に近いからです。内部で戦っている方々の血肉をそのまま反映していくことは、最適なアイデンティティーを定義していく上で非常に価値があります。
ビジュアルコンセプトとして、温かみが広がる等高線をイメージし、ホットリンクがソーシャルメディアマーケティングの成功に不可欠だとする「人」「UGC」「プラットフォーム」をコンセプトに3色で構成しました
不規則に見えるシルエットですが、あくまで規則的にアンカーポイントを設計しています。
ロゴは必ずガイドに従ってないといけない、という主張ではなく、思想として「世界の全てが無くなったとしても、自分でない誰かがまた作り得るロゴが美しい」というものがあり、規則性を持たせることを重要視しています。
DINベースの書体を二種、Futuraベースの書体を二種、それぞれ開発、検証し、議論を重ねる中で、ロゴマークがチャーミングなゆえに風格を感じられる4つ目のシンプルな書体に決まりました。Futuraの幾何的な美しさを意識しつつ、さらに重さを感じられるずっしりとしたサンセリフ体を考えました。
ロゴマークがなくても利用できるロゴに仕上げました。
ダイバーシティ&インクルージョンへのコミットメントのため6色編成のカラフルなロゴも制作しました。配色と動きに強烈なアイデンティティを持たせれば、形が変わってもブランドは十分保たれると考えました。そこで、アニメーションを加えたブランドサイトを含めて公開することに決めました。
[ブランドサイト]brand.hottolink.co.jp
印刷物を制作する際には「3色を無造作に配置していい」という特殊なルールを定義しました。各人にしか出せない形が味を生むと考えています。
改めて、ホットリンクのこれからの更なる躍進を願っております。
Credit
Creative Direction
Art Direction
Graphic Design
Animation Design
Copywright
Implementor
hottokink
system
: 牧野 圭太
: 津田 晋吾
: 津田 晋吾
: 津田 晋吾
: 牧野 圭太
: 仙座 樹
: 飯高 悠太
室谷 良平
+hottolink
: STUDIO
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